■小説資料・SF ・「新装版 マックスウェルの悪魔―確率から物理学へ」 都筑卓司 ブルーバックス 2002/9 「エントロピー」の正体がわかる!都筑卓司氏のベストセラー新装版刊行!マックスウェルの悪魔なら 火にかけたヤカンの水を凍らせる!タイムマシンを実現させて過去をよみがえらせ、永久機関を動かして、 世間をアッといわせてみせる。人類が滅び、宇宙に終焉が訪れるとすれば、マックスウェルの悪魔こそ、 救世主か?この不可思議な悪魔に目をつけながら、時間の向きを決めているという「エントロピー」を、 他に類を見ない面白さとわかりやすさで解説する。 【目次】 1 永久機関のはなし 2 エルゴード仮説より 3 確率から物理法則へ 4 秩序崩壊 5 なぜ空気はつもらないか 6 でたらめの世界 7 救世主としての悪魔
・「時間の不思議―タイムマシンからホーキングまで ムムッ、虚時間?」 都筑卓司 ブルーバックス 1991/6 ホーキングの虚時間って、何ナノダ?相対論の第一人者キップ・ソーンによると、宇宙の虫食い穴を使えば 未来へ行くことができるかもしれないという。ホーキングは宇宙の初めは"虚時間"だというし。 時間をめぐる7つのナゾを平易に説明する。 【目次】 1 タイムマシンを考える 2 時間が止まる 3 宇宙で一番短い時間 4 すべては量子論的時間から 5 ホーキングの虚時間 6 ホーキングの逆転する時間 7 永遠の(?)時間
・「新装版 不確定性原理―運命への挑戦」 都筑卓司 ブルーバックス 2002/9 都筑卓司氏のベストセラー新装版刊行!すべてのものの未来は既に確定しているか? ニュートン力学によれば、初期状態がわかっていれば、悠々たる天体の運行から人間の生命にいたるまで、 あらゆる自然現象の未来が完全に予測できるはずだ。この絶対的とも思われる古典力学に立ち向かい、 結末は確率的にしか決定されないとする不確定性原理を掲げ、量子力学の本質に鋭く迫る。 たとえ話がとてつもなく面白く、わかりやすい。 【目次】 序章 巨人の星 第1章 ラプラスの悪魔 第2章 ある思考実験 第3章 hの不思議 第4章 因果律の崩壊 第5章 忍術と不確定性原理 第6章 シュレーディンガーの猫 終章 SF戦争
・「新装版 四次元の世界―超空間から相対性理論へ」 都筑卓司 ブルーバックス 2002/8 都筑卓司氏のベストセラー新装版刊行!卵を割らずに黄身がとり出せるか?四次元の世界ではそれが 可能だという。真実とはかくも奇妙なものなのか。アインシュタインがついに見つけた実在する四次元から、 超多時間理論、重力波まで、絵には描けない世界を丁寧に語り尽くす。 【目次】 第1章 次元とはなにか 第2章 四次元空間の性質 第3章 曲がった空間 第4章 ハップニング 第5章 光とはなにか 第6章 実在する四次元 第7章 非ユークリッド空間
・「新世紀未来科学」 金子隆一 八幡書店 2001/2 新世紀を迎えた現在―最先端科学、そして予想される未来科学のテクノロジーは、20世紀のSF文学によって すべて語り尽くされていると言っても過言ではない。本書は、SFという人類の文化的資産を再検証、 それらに登場する科学技術をジャンル別に通観し、未来科学の展望を語るものである。併せて、実際の最先 端科学がどこまでSFに追いついているのか、という疑問にも答える。SF(空想科学)と科学の境界線が 曖昧な現在、誰もが待ち望んだ書である。 【目次】 第1章 宇宙開発 第2章 医学 第3章 生命科学 第4章 コンピュータ/ロボット工学 第5章 情報/通信 第6章 エネルギー 第7章 環境 第8章 ファーアウト物理
・「未来のたね ― これからの科学、これからの人間」 アイリック ニュート 日本放送出版協会 2001/6/23 人口爆発、環境汚染、食糧不足によって、人間は近い将来絶滅する。そんな予測もいまや無謀な考えでは ない。現代人は、地球の未来に責任がある。科学は未来を救うことができるだろうか?大きな可能性を秘めた 科学の力を正しく発展させて、環境を保護し、美しい地球を未来に残すことが、現代人の使命だ。 その使い方を誤れば、一挙に地球滅亡へと進むことも考えられる。ミクロの科学技術から宇宙開発まで、 現代の最先端科学をわかりやすく解説し、これからの人間の生活がどうなるのか、あらゆる可能性を探って みる。子どもが読んでも、おとなが読んでも、楽しくためになる科学読みもの。 【目次】 現代を生きているきみへ 未来社会はどうなる? 危険な未来 人口爆発 エネルギー危機 食糧危機 未来の危機は避けられるのか? 一つになった世界 情報と原子を動かす時代 いたるところにコンピュータ なまけ者の国 ウイルス大の機械 未来の医学 子どももオーダーメイドで 不老不死の夢 宇宙開発はつづく 軌道エレベーター―惑星への道 星間宇宙人―ホモ・インターステラ サンタクロースマシン 夢 遠い未来 未来のきみへ 未来へのシナリオ 未来に関する用語 未来に関するSFおよび映画
・「第二の創造―クローン羊ドリーと生命操作の時代」 I.ウィルマット 岩波書店 2002/3 不可能とされた動物の複製に彼らはなぜ成功したのか。クローン人間は是か非か。生命の未来は どうなるのか。衝撃の報告から5年、クローン羊「ドリー」を誕生させた科学者たちが記した、偶然と必然とが あやなす発見の物語。
・「スーパーヒューマン―人体に潜む驚異のパワー」 ロバート ウィンストン 清流出版 新版2004/5 動物の臓器を人間に移植する技術や、ガン細胞を制御する技術、クローン技術…。過去の実績と 未来の可能性、倫理的ジレンマなどの側面から見る、現代医療の最前線。 英BBCのテレビシリーズ「スーパーヒューマン」を元に構成。 【目次】 第1章 外傷 第2章 移植 第3章 自己再生 第4章 ガン 第5章 スーパーバグの猛威 第6章 生殖医療
|